今回はフトアゴヒゲトカゲへの強制給餌の方法を説明したいと思います。
まず強制給餌を必要とするフトアゴヒゲトカゲの状態ですが
まず拒食であると思います。
フトアゴヒゲトカゲは爬虫類のなかでも、拒食になる個体は少ないと言われ
実際我が家でもフトアゴヒゲトカゲを何匹も飼育してきましたが
強制給餌をせざるを得ない個体は今回が初めてでした。
拒食といっても2、3日食べない程度では強制給餌をする必要はないと思います。
我が家のフトアゴヒゲトカゲの場合拒食が続き尻尾が痩せ細り、背骨が浮き出ている状態まで
になってしまっていました。
強制給餌を決断した当時の写真がこちらです。
正直ここまで痩せ細るまでに色々試行錯誤をしましたが全く効果がありませんでした。
強制給餌をしてしまったら今後餌を嫌がって自分から餌を全く食べなくなるリスクも考えられるので、個人的にはあまりおすすめしませんが、そんなことよりもこの子の命の方が大切なので強制給餌を決断しました。
実際調べてもほとんど情報がないので今回我が家での強制給餌の方法を書きます。
あくまでも我が家での場合になりますので真似される方は自己判断でお願いします。
使用している人工飼料
現在はこちらの
どちらも同じ要領なのでどちらでも可能です。
強制給餌の方法
まずはなんでも良いので容器にフトアゴフードと水(果汁100%のフルーツジュースでも可)を入れ
10分程度ふやかします。
柔らかくなったら、スプーンで一粒ずつすくってフトアゴヒゲトカゲに給餌します。
写真のように小さめのスプーンがおすすめです。
まずは上記の写真のようにフトアゴヒゲトカゲの口の横から前に向けて口の前方にスプーンを滑らせます。
歯の感触がスプーン伝わってくると思います。
前にスプーンを持ってくると少し口を開けてくれます。
少し口を開けたら、スプーンを上記のように入れて指でフトアゴフードを口の中に入れます。
はじめ強制給餌をする際はフトアゴ自身がすごく嫌がって舌でフトアゴフードを押し出すこともあります。
毎日根気強く続けているとフトアゴヒゲトカゲ自身も慣れてきてすんなり飲み込んでくれるようになってきます。
まとめ
今回はフトアゴヒゲトカゲへの強制給餌の方法を説明しました。
強制給餌は字の通り無理やり食べさせます。
もちろん強制給餌をせざるを得ない場合もあると思いますが、可能であればしないに越したことはないと考えています。
強制給餌をする前に
- ケージ内の温度
- ホットスポットの温度
- UVBライトの照射が適切か
- 水分は足りているか
- ケージのレイアウト等飼育環境が適切か
などしっかりありとあらゆる可能性を疑う事をおすすめします。
他にも
ベビー期の単独飼育による餌や水を認識していない等拒食の可能性は沢山あると思いますが、
言い出したらキリがないのでこの辺にしておきます。
今回の方法で強制給餌を実施する場合は自己責任でお願いします。
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